昼下がりの河原で

駆ける雲の下、広い河原に川舟が休んでいた。
その横を、先程まで橋の下で水遊びをしていた小さな女の子が駆けて行く。
こんな光景があの子の子の時代も、いや、絶えることなく、ずっと繰り返されていたらいいだろうなあ。
ただ、そう思う。
ここは、何もないところなのかもしれない。
でも、それが最高の豊かさかもしれない。

 
四万十川
写真一覧へ

前の写真へ 次の写真へ
Photo:Shuji Enmando