家電製品の掃除で電気代節約?!
その2
前回に引き続き、上手な家電製品の掃除、手入れにより、電気代を節約するためのコツを紹介いたします。
◎照明器具!
 照明器具は、長い時間使っていると中に虫が入ったり、たばこのヤニやほこりで明るさが落ちてきます。
 年に1回とはいわず、半年に1回、たばこを吸う場合は、出来れば3ヶ月に1回、掃除をするようにしましょう。これで、四畳半あたり、半年に蛍光灯1本分の電力が節約できます。
 カバーをはずして洗剤で洗い、蛍光灯も洗剤を含ませた古い布で拭いて、最後に十分、乾拭きをしましょう。
 
◎照明器具(ランプシェード)!
 意外にてこずってしまうランプシェード。
 凹凸のある部分に汚れや埃がついてしまいますと綿棒を使ったりしても、なかなかキレイになりません。
 このような場合は、大きなゴミ袋を用意してください。
 大きなゴミ袋に水と漂白剤を入れて、取り外したシェードをつけ込んで、口を縛って1時間ほどつけ置きをします。
 あとは汚れた水を出し、ゴミ袋からシェードを取り出して、よく水洗いをして、乾拭きをしてください。
 驚くほどキレイになりますし、照明も見違えるかのように明るくなります。
 
◎掃除機!
 掃除機もこまめにきちんと掃除すると、吸引力に差が出ます。ということは、電気代の節約に当然つながります。
 例えば、掃除機のゴミパックを取り替えるときには、どうしてもこまかい埃やゴミが中に散らばってしまいます。パックを換えるたびに、ブラシなどを使って掃除機の中も掃除しましょう。
 さらに年に2〜3回は、掃除機の内側に水で薄めた消毒用のエタノール液をスプレーして、古い布で拭きとってください。
 アルコール分は自然に蒸発するので、拭き残った部分があっても大丈夫です。電気代節約のために、特に丁寧に掃除していただきたいのが吹き出し口です。綿棒で汚れをこすり取り、中にたまった汚れは爪楊枝で掃き出してください。
 
ちなみにエタノールは、掃除機だけでなく、冷蔵庫や電子レンジといった食品を扱う電気製品やテレビやオーディオのような水洗い厳禁の家電の掃除に、大変便利です。
(殺菌作用がある。自然に蒸発するので、機械を傷めない。)
消毒用エタノールは、薬局に売っています。これを水とアルコールが1:1の割合で必ず薄めてお使いください。
お子様の手の届かない所で保管してください。
エタノールを使って掃除した場合は、危険ですので、必ず乾ききってから使用するようにしてください。
近頃は、節電をうたい文句にしている新商品が数多く店頭に並んでいますが、これらの商品も、掃除や手入れをきちんとしなければ意味がありません。
家電製品の掃除で電気代が節約できます。そしてそのことが省エネルギーにつながって地球温暖化を少しでも遅くすることができます。
ぜひ試してみてくださいね。

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