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「21世紀に残したいもの」についてお便りを募集しています。 |
『通産省は、来年度から、子供たちが自然に省エネを身につけるよう、教育現場での取り組みを強化するというニュースがありました。小中学校に、省エネアドバイザーを配置したりするそうです。
私達の日々の暮らしでのエネルギー消費量は、25年前に比べるとライフスタイルの変化で2倍の量になっているそうなんです。世代によって、無駄なもの、必要なものには違いがあって当たり前なんですが「何が無駄か」を積極的に意識するのは、大人でも子供でも大切な心がけですよね。
学校では2002年度から導入される「総合学習」の時間を使って、「食べ残しを減らす方法」「遊ばなくなったおもちゃはどうしたらいいか」「家電製品の消費電力」など、子供たちの身近なテーマを取り上げながら、「省エネ教育」に取り組んでいくようです。
最近は、1回の洗濯や1時間のエアコンでどれくらいの電力を消費して、その値段はいくらか表示されるような、省エネに対応したコンセントも出ていますから、目に見えるわかりやすい実験もできそうですね。
こんな風に、毎日の暮らしの中での無駄を専門の先生と一緒に考えるのは、21世紀を担う子供に役立つ授業だと思いますが、毎日過ごす家の中で、両親や周りの大人が無駄を省く工夫をしているかどうかは子供に最も影響すると思いますね。こまめに電気を消したり、ゴミの捨て方などは身についたやり方がありますよね。日々の積み重ねで、子供にどう映っているか、この機会に、ちょっと意識してみてはいかがでしょうか?
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2000年10月2日 毛利千代子 |
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